札所巡り順 1-2-3-4-5-7-6-8-9-15-11-10-
本日より秩父観音巡りツアーに参加。中型バスにて参加者13名で新宿を出発。
新宿〜関越自動車道三芳SA〜花園IC〜秩父・彩甲斐街道へ。
平日のため出発8:20ながらスムーズに進行し、現地には10時過ぎに到着。
途中秩父の御菓子司栗助にて先達(せんだつ)さんが登場し、様々な知識を教えながらの案内をいただいた。
持ち物はお線香・蝋燭・お経本・数珠・納札・ご朱印帳、お賽銭、その他風防ライターなどを確認。
多くの方は身支度として白衣・わげさ・さんや袋をお持ちだった。
お詣りのお作法は山門前で合掌と一礼、手水場(ちょうずば)で左手・右手・口すすぎ・柄杓の柄の清め・本堂へ参拝、納札・灯明1本、線香3本・お賽銭・ご朱印の順番。参加の方々は手慣れていました。私は初心者なのでまごまごしながらどうにかお詣り。
第1番 四萬部寺(しまぶじ)本尊・聖観世音
ご詠歌 ありがたや 一巻ならぬ 法のはな 数は四萬部の てらのいにしえ
観音堂は1697年(元禄10年)造営。入母屋造り千鳥破風付で風格がありました。

初めての札所で発願する。
第2番 光明寺(こうみょうじ)本尊・聖観世音
ご詠歌 めぐりきて 願いをかけし大棚の 誓いもふかき 谷川の水
光明寺は納経所。秩父札所が34になった時、増設された所。観音堂は明治41年再建されたとのこと。

第3番 常泉寺(じょうせんじ)本尊・聖観世音
ご詠歌 補陀落は 岩本寺と おがむべし 峰の松風 ひびく滝つ瀬
本堂前に子持ち石、万病に効く長命水がありました。本堂と観音堂の彫刻が素晴らしかったです。

第4番 金昌寺(きんしょうじ)本尊・十一面観世音
ご詠歌 あらたかに まいりておがむ 観世音 二世安楽と 誰もいのらん
秩父札所の中では最大の仁王門と石仏が1319体もあるとのことでした。
観音堂は宝永6年建立。

第5番 語歌堂(ごかどう)本尊・准胝観世音
ご詠歌 父母の めぐみも深き 語歌の堂 大慈大悲の ちかいたのもし
仁王様は優しい顔が印象的。観音堂は地元の青年棟梁が建造したとのこと。扇垂木の天井と四隅の擬宝珠が珍しかったです。

第7番 法長寺(ほうちょうじ)本尊・十一面観世音
ご詠歌 六道を かねてめぐりて おがむべし 又後の世を きくもうしぶし
平賀源内の原図による札所最大の伽藍が印象的。本堂前には牛の石像がありました。

第6番 ト雲寺(ぼくうんじ))本尊・聖観世音
ご詠歌 初秋に 風吹きむすぶ 荻の堂 宿かりのよに 夢ぞさめける
高台にあり見晴らしがよかったです。

第8番 西善寺(さいぜんじ)本尊・十一面観世音
ご詠歌 ただための もことのときは 西善寺 きたりむかえん 弥陀の三尊
コミネツツジが樹齢600年とのことなのに見事な枝ぶりでした。

第9番 明智寺(あけちじ)本尊・如意輪観世音
ご詠歌 めぐりきて その名をきけば 明智寺 こころの月は くもらざるらん
安産子育ての観音様として有名。庭の井戸水が美味しいとのことでした。

第15番 小林寺(しょうりんじ)本尊・十一面観世音
ご詠歌 みどりごの ははそのもりの 蔵福寺 ちちもろともに 誓いもらすな
本堂が白漆喰塗りでした。

第11番 常楽寺(じょうらくじ)本尊・十一面観世音
ご詠歌 つみとがも 消えよと祈る 坂ごおり 朝日はささで 夕日かがやく
秩父市街がみえる高台にありました。

第10番 大慈寺(だいじじ)本尊・聖観世音
ご詠歌 ひたすらに たのみをかけよ 大慈寺 六の巷の 苦にかはるべし
石段を上がると仁王門と本堂がありました。

本日は以上12寺院を巡りました。
初秋の秩父はかなり涼しくやや薄曇りながら14℃。
いずれも近い所の寺院だったためバスに乗降の繰り返しで結構疲れた感じでしたが実質は約10000歩。夜はホテル美やまの広々和室でぐっすり爆睡しました。感謝!
posted by yunofumi at 23:51|
ドタバタ日記