いよいよ東海道五十三次ウォーキングもこの回で最終となった。
本日は東京駅8:33発にて一路、米原へ。
その後約1時間で洗心寮にて軽く昼食。まずは石山寺へ。
石山寺は天平19年(747年)に良弁僧正が創建。
敷地はとても広大。入口は東大門でどっしり風格がある。

本堂は平安中期に淀君が補修をさせたということで2層に見えました。
本堂内の源氏の間は紫式部が源氏物語の構想を練ったといわれる所。
硅灰石がむき出しになっている向こうに多宝塔が見え、これがまた素晴らしかった。

月見亭と芭蕉庵から見る琵琶湖は一段と美しい。
近江八景のひとつ石山秋月で知られているとのことでした。
昼間はこの琵琶湖の風景で十分でした。

その後瀬田の唐橋までバスで移動後、13:30すぎよりウォーキング開始。
琵琶湖の周囲をぐるりとめぐり膳所城跡公園に到着。
膳所城は湖上の舟運をコントロールするために湖に突き出た感じになっていたようです。今はない天守閣が湖面に写りさぞ美しかったことでしょう。

義仲寺はそれほどの広さはなかった。
源氏の頼朝や義経に敗れ、討ち死にした朝日将軍の木曽義仲の墓所と位牌の入っている朝日堂がありました。また義仲の側室巴御前が草庵をつくり義仲公の供養をしたとのこと。巴御前没後は無名庵として芭蕉が来訪しては俳諧の道場となったようである。また、芭蕉の遺言で義仲の墓所の隣には芭蕉翁の墓がありました。

敷地内の芭蕉に花が咲き、また車輪梅には黒紫球状の実がついていた。これは大島紬の染料となるようです。いずれも初めて見ました。


こうして本日も無事に歩き通せました。
歩程9km、約17000歩。よい天気が何より有難いコンデションになるのですがしかし、10月で30℃越えは少しきつく汗びっしょりになりました。
明日はいよいよゴール!頑張ります。