2013年10月07日

2013.10.7 読書ざんまい

先日iPad miniを手に入れてからようやく電子書籍を手にしています。
もっぱら古い小説を中心に読み漁っています。

堀辰雄「風立ちぬ」。映画の影響で読んでみました。感想はすでに記載済み。

太宰治「人間失格」。若い頃、“ついていけない”と読み途中でほったらかしたもの。
ところが年を重ねたからでしょうか。ちらちら見える虐待により受けた心の傷を自分でどうしようもなく身も心も解決させられなかった人の話だなあ、と。
しかし、ここまで突き詰められる人は多くはいないですよね。シンドーイ!

夏目漱石「こころ」。友情や恋愛は昔も今も変わらない。恋愛によって自己中心的な判断で結果的には友を裏切った罪悪感の処理に七転八倒。これも物事をつきつめて考える純真さがあればこそ。

吉川英治「私本太平記」全8巻。はじめ電子書籍では1巻のみで中途半端。
気が済まなくて古本を買い求め全8巻読破。今、東海道五十三次ウォーキングを実行中なのでとってもよい勉強になりました。歴史は繰り返す、を実感しております。

森鴎外「高瀬舟」。これは次回東海道ウォーキングが最終回なので番外編で高瀬川沿いのウォーキングを、という話が出たため。
昭和13年に書かれた作品のようですが、描き出していたテーマに驚きました。お金の価値と安楽死でした。お金、財産は有ればある程欲が出るのが普通。しかし人によっては少額でも十分幸福感が持てるということ。自殺幇助とも言える行為が安楽死を意味していた。
イヤーびっくり!人の世は年月を重ねても本質は中々変わらないのですね。今の世にも十分通じる内容でした。

相変わらず読後感に深みはない私です。一番に気付いたことは若い時に読んだ印象が悉く打ち砕かれること。こちらが年取ったことでマトモニなった?イエイエ、感覚が鈍くなった、常識に塗り固められた!あたりでしょうか。
ちょっとした修行?このような読書を当分続けます。
皆様もやってみませんか?結構、自分再発見になります。

いつの間にか見上げれば空は秋模様!
気持よく、上を向いてあるくことが大切!
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posted by yunofumi at 22:26| ドタバタ日記