2013年07月07日

2013.7.6 精神医療の事

このところ精神医療の事を知る機会があった。
びっくりしたのは明治維新前の状況があまり分かっていないこと。
そして現在の状況に入るきっかけは明治維新が節目ということ。
自分の認識不足ですが、1866年の薩長連合と1867の大政奉還や戊辰戦争後の明治政府が活動するまでを明治維新ということも此処の所、TVドラマ「八重の桜」でようやく見渡せた感があったばかりなのです。

近代精神医療歴史の大枠は1900年精神病者監護法、1950年精神衛生法、1987年精神保健法、1995年精神保健福祉法、その後5年後ごとの神保健福祉法の見直し。
具体的には、まずは精神障害者を監禁する、社会防衛が優先。
次は精神病院へとにかく収容。
その後精神障害者の地域社会へ復帰と進んできた。

このような変遷を示すエピソードとしては三つ。
岩倉村のこと、呉秀三先生、ライシャワー大使事件。
まず京都の岩倉村は11世紀後三条天皇の内親王が興奮状態になった時、岩倉大雲寺の霊泉で快癒したことがきっかけでこの地に色々な人が集まりコロニーができ、明治維新まで続いたとのこと。
呉秀三先生は之本の精神医学の草分けの方。東大の先生から東京都府中の松沢病院の院長として多くの業績を残し、今日の精神医療の現状に導いた方。
ライシャワー大使事件はアメリカのライシャワー駐日日本大使が1964年に精神分裂症の青年に襲われた事件。東京オリンピックの半年前のできごとで当時の日本の精神医療のあり
かたが問われたようです。

そして今、最もちまたで多く見受けられるのは統合失調症、気分障害。そして超高齢化しゃかいとなって大変なのが老年期の認知症。
精神科医療をになう、外来や入院施設やスタッフのこと。
医療のなかで仕事をしてきた私ですがほとんど知らないことばかりで、大いに考え込んだ数日間でした。
posted by yunofumi at 00:02| ドタバタ日記