2013年03月10日

2013.3.9 東海道五十三次 第16宿 由井

渋谷⇒中井SA⇒富士川SA⇒静岡市立図書館⇒清酒正雪神沢川酒造場⇒由比宿一里塚(39番目)⇒由比宿東枡型跡⇒志田氏宅⇒御七里役所跡⇒由比本陣公園(東海道広重美術館・常夜燈・記念館・御幸亭・交流館)⇒正雪紺屋⇒脇本陣温純屋(うんどんや)⇒平野氏宅(明治の郵便局舎)⇒加宿問屋場跡⇒おもしろ宿場館⇒西木戸⇒由比川・由比宿場西の入り口・入上地蔵堂・矢箭八幡社⇒玉鉾(昼食)⇒春埜製菓⇒稲葉家⇒共進橋⇒豊積神社⇒今宿⇒寺尾歩道橋⇒寺尾さや橋⇒宗像神社⇒中の沢二号橋⇒小池邸⇒あかりの博物館⇒大澤橋⇒八阪神社⇒権現橋⇒間宿脇本陣柏屋⇒望嶽亭藤屋⇒一里塚⇒薩埵峠(さったとうげ)⇒鞍去神社(山の神)跡⇒川越しの跡⇒清水興津小学校⇒宗像神社・女体の森⇒身延道入口⇒興津一里塚⇒興津駅入口⇒清水SA⇒海老名SA⇒渋谷

本日は待望の東海道11番目の宿場である由比(ゆい)と薩埵峠を越えるコース。
2011年5月に開始したこの東海道五十三次の街道歩きです。私は先月26回目で浜松まで到達していますが本日の回だけ都合でまだ参加できていなかったのです。
行きは毎度の東名高速の渋滞にはまりました。
富士山は少し靄に包まれた中でしたが蒲原を11:15にはウォーキング開始です。

まずは「由比本陣公園」の広重美術館・常夜燈・記念館・御幸亭・交流館などを大急ぎでみて歩く。昔の本陣のような門構えがとても立派です。
この公園の目の前には由比正雪の生家と言われる「正雪紺屋」もありました。
由比正雪は江戸時代の軍学者で巷にあふれる浪人の窮状を訴え、幕府転覆を企てた人。
正雪は軍学者ですが軍学者としては後に生まれた吉田松陰がむしろ知られているかもしれません。
由比宿は蒲原から一里。宿場としては古く湯居宿として知られていたが小さい宿場で距離は約600m。
由比の歳時記としては、お太鼓祭り(豊積神社)、桜えび漁、桜えび祭、浜石マラソン大会があると表示板が示していました。
桜エビは玉鉾のかきあげ定食でいただきました。

望嶽亭藤屋は薩埵峠の直前にある間宿にある茶店の一軒。
御座敷から見る富士山の眺望が素晴らしいと繁盛したようです。
ここはまた山岡鉄舟の一件でも有名。
明治元年幕臣の山岡鉄舟が薩埵峠で官軍に追われて引き返し、望嶽亭の蔵座敷で猟師に変装し、隠し階段から浜に脱出。
その時鉄舟は最新式フランス製十連発のピストルを残していった。
鉄舟はそれから清水港に逃げ、次郎長に助けられ、勝海舟の紹介状をもって駿府上伝馬松坂屋で西郷隆盛と会見できたとのことです。この後、江戸城無血開城にいたったのですから事情が変わっていれば歴史も変わっていたかもしれません。

薩埵峠は広重の絵(由井 薩埵嶺)にもあり有名です。
峠から望む断崖と広々した駿河湾、海の向こうの富士山、その下に愛鷹山、これと地続きの伊豆半島。
広重の絵の風景は今や高速道路も見えてさらに絶景となっておりました。
私は2012年5月にこのコースを都合で歩いておりません。
当時、ここを歩いた方々は天気に恵まれず、土砂降りの中での峠越えと伺っております。
しかし本日は幸運なことに青空。
有難い!の一言につきます。
峠道は下道、中道、上道の3本の東海道があり、本日は中道を行きました。この道はみかん畑、びわ畑、また桜も咲き、まことに優しく、脚力が弱い私もいつの間にか上まで登れました。
またこの地はヤマトタケルの伝承も色々あるようです。
広重の絵を思い浮かべながら振り返り、振り返り富士山を楽しみ、本日のメインイベントは十二分に堪能できました。感謝、感謝。

本日の歩程12km。約25000歩。
帰路のバスは新東名高速でまたしても渋滞にはまり、渋谷到着20:15。
かなりの疲れも本望達成でまだまだ元気。
今日のコースは再度挑戦するリスト入りとしまーす。

由比本陣公園の入り口。昔の本陣の様子を再現。
東海道広重美術館はとても立派。
ちょうど「御上洛東海道−将軍の旅した東海道―」展を開催中。
東海道は京に向かうのは「上洛」、江戸に向かうのは「東下り」。
美術館の展示品は多く、時間不足でした。
また是非来ることにします。
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春埜製菓に立ち寄り「たまご餅」を購入。
たまご餅は江戸時代に作家 十返舎一九が書いた「東海道中膝栗毛(やじきた道中)」にも登場。
もち米を使わず、上新粉(うるち米=普通のごはんのお米の粉)を使い、独特の香りと歯ごたえがあります。中のあんこは、北海道の特赤小豆を使用。
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せがい造りと下り懸魚(くだりげぎょ)(稲葉家)
由比の街並みで多く見られた建築の特徴。
建物の外観を重厚に見せるために出桁(でげた)といわれる「せがい」がある。
また水切りの下には「懸魚」という飾りがある。
「せがい造り」では軒先を長く出した屋根を支えるために、平軒桁へ腕木を付け足し、出桁として棰(たるき)を置いてある。
「下り懸魚」平軒桁の両端が風雨による腐食を防ぐために雲版型の板に若葉、花鳥などを彫り込み、装飾も兼ねている。
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望嶽亭藤屋は薩埵峠の直前にある茶店。
山岡鉄舟の一件で有名。
子孫の方が大事に守っておられるとのことでした。
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薩埵峠からみた富士山。
峠から望む断崖と広々した駿河湾、海の向こうの富士山、その下に愛鷹山、これと地続きの伊豆半島、それに高速道路。
広重の絵に負けない絶景を見られて感嘆!!
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今回の講師多田先生とご一緒にパチリ!
この先生は第35期の皆さんとご一緒されています。
説明が丁寧で明るい笑顔が素敵な方でした。
本日は添乗員の三橋さんと共に御世話になった方です。
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posted by yunofumi at 22:50| 東海道五十三次ウォーク