いつもの喜多見先生、TD小松さん、そして常連の面々が20名。
JR宇都宮線蓮田駅⇒蓮田駅西口駅前交通広場⇒愛宕神社⇒久台信号⇒川島久伊豆神社⇒元荒川河川敷公園⇒宮前橋⇒椿山2丁目⇒西城沼公園⇒ごちや(昼食)⇒城沼公園通り⇒蓮田市役所⇒蓮田市文化財展示館⇒黒浜沼⇒真浄寺⇒黒浜南小学校⇒黒浜久伊豆神社⇒蓮田IC PASAR HASUDA⇒JR宇都宮線蓮田駅
JR宇都宮線蓮田駅10:00スタート。初めての蓮田駅は湘南新宿ラインと上野東京ラインの停車駅。高崎線とは違うのでよくよく調べての乗車でした。駅自体は1885年(明治18年)日本鉄道大宮 - 宇都宮開業により設置されたとのことでした。
西口駅前交通広場には1900年(明治33年)に作詞された「鉄道唱歌 第三集奥州磐城篇」(大和田建樹作)で歌われている蓮田駅を紹介してありました。
第5番.中山道と打わかれ ゆくや蓮田の花ざかり 久喜栗橋の橋かけて わたるはこれぞ利根の川
鉄道唱歌は東海道編第1番の歌詞である、「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり……」はよく知っていましたがこの5番は知りませんでした。まして全国の鉄道を歌いこみ北海道を含め全7集・399番までもあるとのことにはびっくりでした。
駅を出ると早速、蓮田市のゆるきゃら「はすぴい」がお出迎え。のどかで愉快な街の印象を持ちました。
閏戸愛宕神社は、蓮田市閏戸にある神社。閏戸愛宕神社は、秀源寺の僧が愛宕明神を宝永年間(1704-1710)に祀り創建したとのことです。明治43年に閏戸久伊豆神社に合祀され、昭和20年に再建されたようです。
川島久伊豆神社は、蓮田市東にある神社。川島久伊豆神社の創建年代不詳。こちらは元荒川流域沿いに数多く奉斎されている久伊豆神社の一つで、江戸期には川島村の鎮守として祀られていたようです。
このあたりから元荒川河川敷公園。公園の前後数kmに渡って、450本も連なった桜並木全体を指して「桜の名所」と言われているようです。本日はほぼ八分咲きと思いました。宮前橋あたりでも見事な桜をみました。
西城沼公園は小さな池の西城沼を中心に作られた南北に細長い公園。
総面積は4.5haほど。沼に向かって突き出たデッキがいい感じの様子で釣り人もいました。
この後すぐに少し早めの昼食場所の「ごちや」に到着。
なにこれっ!というくらいの丼にびっくり!私などは半分で十分でした。
蓮田市役所を過ぎたあたりにまずは復元のたて穴住居がありました。
そして蓮田市文化財展示館に到着しました。
ここには先土器時代から中世までの市内各地で発見された土器(市指定の関山式土器)・石器や、椿山古墳・十三塚古墳出土品、馬込八番遺跡出土埴輪、皇朝十二銭の承和昌寶(市指定、他に市内出土古銭)、縄文時代だけでなく古墳時代や奈良・平安時代の貝塚出土貝類を、時代を追って詳しく展示してありました。私的には板石塔婆と円空仏の写真が印象的でした。
外ではタッチパネルモニターを使って昔の風景を見ました。すぐそばが海というのが印象的でした。
黒浜沼は上沼(うえぬま)および下沼(したぬま)の二つから成っているとのこと。付近を流れる元荒川(かつての荒川)の洪水によって形成された自然堤防によって谷地が堰き止められて出来た沼ということでした。寛永期に沼を横断する堤が築かれ、そこを往還としたことによって沼は上沼と下沼に分かれたのです。1979年(昭和54年)には「埼玉県自然環境保全地域」に指定され、2009年度(平成21年度)からは緑のトラスト保全地第11号地に指定されたのです。2000年(平成12年)には、埼玉新聞社の「21世紀に残したい・埼玉ふるさと自慢100選」にも選出されたとのことでした。
黒浜沼から流れ出る水の流末は新堀排水路(新堀)に集められ、最終的に隼人堀川へ流下しているとのことでした。
真浄寺(しんじょうじ)の鐘楼に天井絵がありました。
黒浜久伊豆神社は室町時代の興禄年間に騎西の玉敷神社より勧奨請したようです。今は蓮田市の有形文化財になっているとのことです。
PASAR HASUDAは東北自動車道の蓮田のサービスエリアです。こちらは実は地元の方も訪れやすいように一般道からも入れるようになっていました。ここは名前の通り、おふろやサウナ、カフェがある他に漫画や雑誌を数多く取り揃えており、ハンモックやマッサージ機などがあるリラックスコーナーや、Wi-Fi完備のワークスペースもあるとのことです。そうそう宿泊もできるそうでまた調べてみようと思います。
そして15:30無事にJR宇都宮線蓮田駅で解散。本日は1日中風がやや強かったですが気温21℃では気持ちよく快適に25000歩達成。最後まで調子は上々でしたので大満足の一日でした。
本日の埼玉の逸品は縄文サブレとおせんべい。またしてもおいしいおやつなのです。
また明日は浦和市内の南区ウォーキングです。頑張ります。