2017年07月07日

2017.6.30 1300kmドライブ旅行 8日目

今日からは帰路です。空模様を見ながら朝早く出発。お蔭で柏崎までは雨なし。その後には本日の終点ホテルでしたがほぼ10分ほどだったので有難かったです。今日は200km以上の走行、それに立山・黒部などを通過。親不知・子不知などの海岸線もあり、何しろトンネルが多いので一層慎重に運転しました。

トラスティ金沢香林坊→北陸自動車道:金沢森本IC・小矢部川SA・流杉PA・有磯海SA・名立谷浜SA・米山SA→柏崎IC→ドナルドキーンセンター柏崎→ホテルアルファーワン柏崎(新潟県柏崎市)

トラスティ金沢香林坊の朝食はバイキングでしたが和・洋と揃い、おまけに献立も色々で目移りしました。かなりしっかり食べました。
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北陸自動車道はSAやPAごとに色々工夫が見られました。
有磯海SAにある芭蕉句碑です。
「一つ家に 遊女も寝たり 萩と月」
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名立谷浜SAでは北陸自動車道全線開通記念碑が各県を形どっていました。
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ドナルドキーンセンター柏崎。
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キーン先生は1922年米国生まれ。瀬戸内寂聴さんと同年。
長年自分が抱いていた二つの疑問が解決して、すっきりしました。来てよかった!!
Q1:なぜキーン先生が日本語にこれだけ深くかかわる気持ちになったのか。
A1:太平洋戦争のころ、たまたま手にした「源氏物語」に感動し、角田柳作から日本思想史を学び日本研究をはじめたとのことです。
Q2なぜこの柏崎にこのような施設ができたのか。
A2:平成19年の中越沖地震復興のきっかけに柏崎を角書きにもつ幻の古浄瑠璃「越後國・柏崎 弘知法印御伝記(えちごのくに・かしわざき こうちほういんごでんき)」の復活上演を市民に呼びかけたのがキーン先生。その後、市民の協力で平成21年に300年ぶりで復活上演されたとのことです。さらにその後も、キーン先生は、市制70周年事業での記念講演や東京での古浄瑠璃上演など、支援を続けていたのです。2011年の東日本大震災を契機に日本国籍を取得して日本に永住する意思を表明し、実行。2013年(平成25年)菓子メーカー・ブルボンが、新潟県柏崎市にキーン先生の業績を紹介する記念館「ドナルド・キーン・センター柏崎」をオープンしたのです。思いとして日本文学の素晴らしさを伝えたいということです。
展示はとても深く日本文学を語っており、私のような浅学でも見学は3時間ほどを要しました

今日一日は曇天模様〜薄曇り〜少しばかりの日差しと青空〜小雨と移動につれ、めまぐるしかったです。
トンネルが多かった今日の高速道路ですが眺めも素晴らしく、ここでは晴れていること、風のないことに感謝しつつ、山々の緑が濃く、海原や山の頂上などは雲や霞が見られ自然の偉大さを感じた1日でした。
posted by yunofumi at 06:00| ドタバタ日記